
※本検査は研究目的です
◆食事改善と健康維持にお役立ていただけます!
*食生活改善の指標に
*健康管理の一環に
*生活習慣病の予防とお悩みの方に
*認知症の予防に
*パフォーマンス向上に |
◆脂肪酸のおもな作用
[ 飽 和 脂 肪 酸 ] 血中コレステロール値の上昇、心臓病リスクの上昇
[一価不飽和脂肪酸] 血中コレステロールの低下
[オメガ3 脂肪酸] 抗炎症・抗アレルギー、血管拡張作用、
[オメガ6 脂肪酸] 炎症促進・アレルギー促進・血管収縮作用
[トランス 脂肪酸] 肥満・免疫力低下・動脈硬化・心臓発作リスクの上昇 |

脂肪酸は体の大切なエネルギー源であり、細胞膜の構成成分です。オメガ6脂肪酸(アラキドン酸) 由来のプロスタグランジン類は免疫機能・消化機能・炎症調整に関わり、ロイコトリエンはアレルギーや炎症反応に関連しています。
オメガ3脂肪酸は抗炎症・抗アレルギー作用を有し、生体の生理的な役割と密接な結びつきがあります。さらに細胞間のシグナル伝達や、ホルモンバランス調整、ビタミン吸収の補助など重要な働きを担っています。
生体内脂質分子を解析することは、様々な生命活動の理解に有用で、病態生理学的状態の解明や、治療効果の分析に役立つと考えられています。

本テストでは、話題のオメガ3脂肪酸(EPA・DHAなど)、オメガ6脂肪酸、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、悪玉のトランス脂肪酸の計22種類の脂肪酸の細胞内分布量を網羅的に解析し、体内の脂肪酸相互のバランス・アンバランスの詳細を提示します。
テスト結果に基づき摂取すべき、あるいは摂取を控えるべき脂肪酸が把握できますので、脂質代謝異常症・糖尿病など生活習慣病でお悩みの方、認知症・発達障害でお悩みの方だけではなく、健康維持管理に広くお役立ていただけるテストです。
酸化ストレス、酸化・還元バランスを整えるためにも、脂肪酸のバランスは重要です。本テストによる解析結果は患者様への食事指導における、有効なツールとなります。

SFA/MUFA:飽和脂肪酸/一価不飽和脂肪酸 比
飽和脂肪酸(SFA)は通常、室温で固体または固形である。牛肉、豚肉、ラード、ラム肉、および卵黄中の脂肪に多く含まれ、ココナッツ油、パーム核油、ココアバターおよびパーム油などの熱帯植物油が含まれる。SFAは血中コレステロール値を上昇させ心臓病リスクを高める。一価不飽和脂肪酸(MUFA)は室温で液体。MUFA含有量が多い食品の例はオリーブ、ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツ、およびアボカド等。MUFA含有量が多い食品は血中コレステロールの低下にも役立つ。
Trans Fat Index:トランス脂肪酸指数
少量のトランス脂肪酸はたとえば全脂肪乳製品および赤肉のような食品中に「天然に」見られるが、トランス脂肪酸の大部分(80~90%)は液体植物油の「部分水素添加」から生じる。これらの「工業的トランス脂肪酸」の摂取は高い心臓発作リスクと関連している。
Omega-3 Index:オメガ-3指数
オメガ-3指数は赤血球中のオメガ-3脂肪酸EPA+DHA量の尺度であり、循環器の健康状態の目安となる。現在では、これらのオメガ-3脂肪酸は細胞をより長期にわたってより若く保つことも発見された。低いオメガ-3脂肪酸濃度は致命的な心臓発作、うつ病および認知症のリスク増大と関連する。
AA/EPA:アラキドン酸/エイコサペンタエン酸 比
血液中に含まれる2つの重要な脂肪酸の比率は、体内における細胞の炎症レベルを示す。これらの脂肪酸はオメガ-6脂肪酸のアラキドン酸(AA)およびオメガ-3脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)である。AAからは、慢性疾患を過剰に加速させる炎症誘発性ホルモンが生じる。EPAからは、炎症を収束させる非常に強力な抗炎症性ホルモンが生じる。
AA/EPA 比 |
細胞の炎症度 |
将来の健康レベル |
1.5-3.0 |
低い |
とても良い |
3.0-6.0 |
若干 |
良い |
7.0-15.0 |
中程度 |
まあまあ |
15.0以上 |
高い |
問題あり |



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